30代になってすぐに出逢ったものが
私の人生の方向性をとんでもなく大きく変えました。
ヨーガ
フェアトレード/オーガニックというコンセプトとふろむあーす
そしてオルタナティブな生き方 と Love&Rice
会社員だった私がヨーガに出逢い、生まれて初めて感じるようななんとも表現しがたい心地よい不思議な感覚を受けた衝撃から一気にヨーガにハマり、半年後には仕事を辞めヨガスタジオスタッフに。
同じ時期に三軒茶屋のフェアトレードショップ・ふろむあーすに出逢い、世界から戦争をなくすには自給自足しかない!という訳のわからない揺るがぬ強い信念が芽生え。
そんな時にカンマタカヤとまゆこに出逢い、
「使われなくなった古いバスBUSをもらってきてそこに住みながら何もないフィールドに家を建てたり自給自足をしたい!」
という彼らのトンデモナク狂った発想に唖然としながらも、どうにも抑えられないワクワク感から後先考えずその船に飛び乗ってしまったのが30代はじめ。
そして千葉・鴨川の棚田でカンマタカヤたちとともに
「愛とお米さえあれば生きていける!!」
とアツい思いを毎日ぶつけ合いながら、開墾したり、タネを蒔いたり、薪ストーブで料理をしたり、ドラム缶風呂に入ったり、コンポストトイレやお風呂を作ったり、家を建てはじめたりと、現代的生活からかけ離れたいわゆるヒッピー的な暮らしをLove&Riceフィールドで約1年彼らとともに送ったのでした。

love & rice field in kamogawa
building a big house
outdoor lunch (左の白い小屋に私は住んでいました!)
kamma takaya & mayuko & their BUS house!

a boy in a drum-kan bath
後にも先にもこんなにも濃密すぎる時間を過ごし、「生きる」「生かされている」ということを実感した日々はなかったと思うくらい、あの一年は良くも悪くも凄まじい一年でした。でもそこで、何もないところからどう生きるか、どうクリエイトしていくかを想像し経験し、また自然とともに生きる歓びや厳しさを深く体感した、本当にかけがえのない貴重な一年でした。
そんな彼らは3.11後、宮崎へ移住し、数年後に絶景が望める海沿いの使われなくなっていた小さな小屋をリノベーションし、まゆこの絶品スイーツが食べられる cafe 10 をオープンさせました。
そしてまた数年後の昨年は、廃墟と化していた小さな温泉宿を仲間と共にリノベーションし、TAGIRI HOTELとして蘇らせました。
彼らの独創的な発想と、固定観念や社会の枠に囚われない自由な生き方、そしてスーパーポジティブで人生という波乗りをオモイッキリ楽しんでいる生き方は、多くの人を魅了し、刺激し、心を滾(たぎ)らせ、豊かにしています。とにかく彼らの吸引力はハンパなく、色々な分野の人たちを引きつけ、そうしたみんなが集まってインスピレーションとクリエイティブ力がさらに高まり、より美しくお洒落で、なんだかワクワクしてしまうものが次から次へと生まれていくのだと思います。
そんな生き方のヒントをより多くの方にシェアしたいという強い思いから、それを一冊の本に詰め込みたい!という発想が生まれ、それをさらに自分たちの手で作っていこう!という新たなクリエーションに向かって動き出したようです。
そんなカンマタカヤの熱い思いをどうぞみなさまお読みいただき
↓
https://greenfunding.jp/lab/projects/2084
これはオモシロそうだ!と思ったら、どうぞクラウドファンディングにご協力くださいませ。
ちなみに、↑ を最後までお読みいただくと
最後の方に「この本を創る仲間たち」と編集メンバーが出てきます。
数年前うちのヨーガ教室に通ってきてくれていた愛ちゃんが
なんとこの本のライターとして。
そして、ふろむあーすで出会い、うちの教室にも何回か来てくれた野井くんが、
このアートディレクターとして。
人と人が出会い、つながり、また新たな出会いが生まれる。
そして新たなクリエーションにつながる。
本当に人生はオモシロイです。ね。