偉大なる師の死

ミャンマーの旅日記はもう少し続きますが、ちょいと一息。

久しぶりにヨーガについて書きます。

今月末でヨーガを始めて丸9年。来年は記念すべき10年となります。

こんなによく続いたものだと自分でも感心する反面、10年近くもやってまだわからないことだらけというか入口にも立っていないのではないかという思いもあります。10年という一つの区切りに向けて、何かまた一から学び直したいという思いがここ最近沸き上がり、久しぶりにヨーガクラスへ参加してきました。

 

柳生直子先生のアイアンガーヨガクラス。

Time誌で「世界で最も影響力のあった100人」に選ばれたヨガ指導者B.K.S.アイアンガー師との出会いをきっかけにヨガを始め、日本人として初めてインド・プーナのB.K.S.アイアンガー師の道場で学び、以後、指導員として研鑽を積まれている日本のヨガの第一人者のお一人です。

 

B.K.S.アイアンガー師

http://ja.wikipedia.org/wiki/B.K.S.アイアンガー

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去る今年の8月20日、ヨーガに全身全霊をかけた95年の幕を閉じられました。

ヨガを真剣に始ようと思う人なら誰でも手にする、ハタヨガのバイブルとも言える師の書。

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これが人間のなせる技かと思わせる、アートとも言える美しい師のアーサナ。

ハタヨガを究極まで極めた人はここまで自由自在に身体を使いこなせるのですね。

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そんな偉大なる師から日本人で初めて直接指導を受けた柳生先生のクラスを一度受けてみたいと思っていましたが、やっとその日が来ました。

柳生先生は想像以上にエネルギーに溢れ、バイタリティがあり、とても明るく気さくでクラス中は大きな笑いが起きたりと、とても楽しいものでした。たまたまその日は参加者が8名と少なかったらしく、しっかりと先生のご指導をいただくことができ、大変勉強になりました。しかも!その8名しかいないなかに、滅多に会うことのない私と同じ名前の「てるよ」さんが常連の生徒さんとしていたのです!今まで生きてきて「てるよ」さんにお会いするのはまだ3回目、というくらい、驚くほど稀なことなのです。それなのにこの8名の中に2人いるとは。。ご縁を感じずにはいられませんでした。先生は「てるてる!」と私たち二人を同時に呼んだりと、クラスに笑いを多くもたらして終始とてもいい雰囲気でした。

 

アイアンガーヨガのクラスを初めて受けたのは、インド・リシュケシRishkesh でのウーシャ先生からでした。

ウーシャ先生は非常に厳しい口調で、時には怒鳴りつけるように生徒のアーサナを正し、初めて受けたときはあまりの怖さに頭も身体も萎縮してしまいました。おまけにもちろん英語での指導でしかもなまりがあったりで、おっしゃって言ることがほどんどわからないのでとにかく緊張して2時間終わってしまった。。という状態でした。これは、アイアンガー師の指導がそういうスタイルだったから、と聞いたこともありますが、実際受けたことがないのでわかりませんが。。怖いながらも通っているうちにだんだんその怖さにも慣れ、これは愛があるからこその厳しさなんだとも思えてきました。リシュケシで他のアイアンガーのクラスも受けましたが、同じような感じでした。

そんな訳でアイアンガーヨガクラスとはそういうものだ、という固定観念を持っていたので、ちょっとビビって(笑)柳生先生もそうかと思ってなかなか実際参加しようと思えずにいたのかもしれません。それが受けてみてびっくり。全くウーシャ先生とは違って明るく楽しいもので、当たり前ですが日本語で非常に細かいアライメントまでの指導をされていらっしゃるので、すべてを把握できて本当に勉強になりました。

 

クラス後は、身体がとても軽くなっていつも張りがちな肩まわりもとても楽になっていました。

 

先生のクラスを受け、改めて自分が全くヨガについてまだまだ知らないことばかりだということに気づかされました。

 

 

 

アイアンガー師の残された言葉にこんな言葉があったそうです。

 

“My ending should be your beginning”

〜私の旅の終わりはあなたがたの旅の始まりになるだろう〜

 

偉大な師が肉体を去ることで、残された者たちはより大きな気づきを与えられるのだと思います。

やっと私もヨーガの入り口に立つことができたのかもしれません。

 

アイアンガーヨガのことはまだほとんど知らないに等しいですが

師の意思をほんの極僅かでもまた次の世代につないでいけるよう

これからさらに日々精進して参りたいと思います。

 

偉大なる師に心より感謝いたします。

合掌

 

 

 

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