仏の国 ミャンマー旅〜天空の城

タイエキッタヤからさらに夜行列車で北上すること14時間くらいだったか…

 

次の目的地はバガンの南東に位置するMt Popa ポッパ山

寝台車で窓全開。

ガタンゴトン…   ガタンゴトン…

今はもうほとんど日本では見られなくなった列車のあの懐かしい音。

そういえば今の日本の「電車」は窓も開けられなくなってきたしスピードもどんどん上がり、あの古き良き時代の「列車」の姿はもうなかなか見られなくなってしまいました。日本で使われた列車のお下がりがミャンマーでは現役で老体ながらもがんばって走っています。

 

ちょうど満月直後の夜。

煌々と輝く月光に照らされた樹々や植物、自然の造形が闇夜の中に浮かび上がり、この世のものとは思えない幻想的な銀世界が車窓から広がっていました。寝台車のベッドに寝転びながら、ゆっくりと移り変わる神秘的な闇の世界へ完全に没入。まるで人間界が知らない世界、知らない次元を垣間見せてもらったようで、なんとも言えない陶酔感。こうした異次元的空間を垣間見ると人は第三の眼のようなエネルギーセンターが覚醒し、眠気など一気に吹っ飛んでしまうのだと思います。あまりに神々しい瞬間や空間は、昼だろうが夜だろうが、写真を撮ることすら忘れるか、写真など撮ってはいけないような畏怖の念を感じてしまいます。

 

そんな神秘的な夜を過ごし、翌朝、半日以上の列車旅を終えて

ミャンマーの土着信仰である精霊ナッ信仰の総本山。

まるで天空の城のようにそびえ立つポッパ山へ。

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日本で神道と仏教が当たり前のように共存するように、ミャンマーでも仏教とナッ神信仰が当然のように存在しているようです。ナッ神信仰はミャンマーにおける仏教以前からの土着信仰だそうで、今ではナッ神は仏教の中の帝釈天として捉えられ、仏教の中に組み込まれているようですが、仏教以前からあるということは、もしかしたら仏教よりもミャンマーの地やミャンマー人の血に深く根づいているものなのかもしれません。

 

ナッ神の祭壇。

ミャンマー人はとにかく派手なものを好むらしく、仏教寺院や仏像もキンキラキンに輝いていますが、ナッ神寺院はガラスを散りばめたようなデコレーションで同じくキンキラキンの神様たち、仏教よりも何か少し可愛らしい人間的な感じでした。

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ナッ神祭壇には常にココナッツがお供えされています。

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ミャンマー人は非常に合理的に仏教とナッ神信仰を使い分けているらしく、心の問題の解決やより良い来世のために仏教を信仰するのに対し、ナッ神には現世利益、商売繁盛のための祈願をするようです。青森のイタコのように、ナッ神を降ろしてお告げをいただくための霊媒師ナッカドゥがなぜかオカマ。。。

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ナッ神が憑依して舞うオカマたちの姿は摩訶不思議な光景でした。。。

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太鼓や笛、シンバルのような楽器の音に導かれて神が降りてくるのでしょうか。。。?

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それぞれの土地でそれぞれの祈りのかたちがあるものですね。

 

 

 

祈祷後に見た雨が光のシャワーのように神々しくうつりました。

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