きものとヨーガ

先月のはじめはきものウィークでした。

 

11月3日に明治神宮へ、11月5日は日舞の師匠である花柳鶴寿賀先生の国立劇場でのリサイタルのお手伝いと、立て続けに和服を着て丸一日過ごしました。

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国立劇場の楽屋風景

 

明治神宮はご存知の通り参道が砂利道で長く、その後も表参道を下って青山まで歩きました。リサイタルのお手伝いは、朝から晩までお手伝いであっち行ったりこっち行ったり走りっぱなし。普段洋服でもこんな走ったことはそうそうないのにお着物でこんなに激しく動くなんて。。。と思いながらも走るしかない。着物のまま家を出たのは朝7時、帰宅したのは夜10時。

もう心も体もくったくた、帰りの電車は絶対座らなきゃムリーーー!!!

 

と頭で抵抗をしているものの、ふと我に返ってカラダを感じると、これが不思議と頭で思うほど疲れていない。

 

あれ?もしかして座らなくても大丈夫かも?

結局最後の15分くらいしか座れなかったのに意外にもカラダは悲鳴を上げるどころか意外に元気。

 

帰宅してはぁーーーやっと着物から解放ーーー!!

と思いながら脱いでみて、ふぁーっとカラダがゆるんであーラクチン!と思いながらもやっぱりカラダがなんだかピンと整っている感じ。

 

これは!!もしや!!お着物効果!?

 

お腹に何重もの布やら帯やらがきゅっと締まって巻かれることでお腹周りは温かく子宮はしっかり守られ、丹田にどっしりと力が落ち、足袋や草履を履くことで歩くときに足の親指に自然と力が入るので脚の内側に力がしっかり入るのでより丹田に力が入り、締まるべき穴はキュッと締まる。内側が働くのでよりからだの重心が中心によるのでからだが整う。

 

歩くときも自然と内股に、座る時は裾を折らないようにさっと横に引いてから座るよう気をつけ、立つ時は背骨まっすぐのまま立てるよう自然と丹田に力が入るなど、常に意識をからだに置かなくてはいけない。これはまさに、、、!

 

ヨーガアーサナ!

着物を着ているだけでまさにアーサナをしているようなのです!

 

だから長時間着物を着ていても疲れないどころかカラダが整ってしまう。慣れないので変な筋肉痛的な感じになるけどそれはまさにアーサナの後の筋肉痛のよう。

 

昔の日本人は着物を着て椅子ではなく床に座り、お手洗いも洋式ではなく和式で座り込み、お掃除は掃除機やモップではなく雑巾がけ。雑巾がけはまさにドッグポーズのようだしお手洗いに行く度にスクワット。生活そのものがまるでアーサナをしているようだったのではないかと思うのです。

 

昔の女性(今の女性の90歳以上とのこと)は月経のためのナプキンのようなものなどせず、ちゃんと月経血をトイレで流してたというくらい身体能力が非常に高かったらしく、締まるべきところは締まり、ゆるむべきところはゆるんでいたんですね。昔の女性ができていたのなら、今の私たちにもできないはずがない!あとはその失ってしまっている身体能力を取り戻すために、どれだけ意識を持ち続け、からだに意識を向けられるかだと思います。

 

 

着物を着ることがこんなにもからだにいいとは、改めてお着物の素晴らしさを実感しました。

 

これから私たち日本人がもっと着物文化を見直してよりお着物を着る機会が増えれば、自ずと軸が整って筋が通り、肚がすわり、強さと柔軟性を持ち合わせた繊細でいて揺るがない「ザ・ ニッポン魂!」も甦ってくるのではないでしょうか。。。

 

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