バリ→スンバ→チモール→サブ島ときてヌサトゥンガラ諸島旅の最終目的地は絶海の孤島
ライジュア島 Raijua
眩しいくらいの満天の星空の下、まるで白く浮かび上がっているような石灰でできたヤシの並木道を歩いていると、あまりにも現実離れしすぎて自分が宙に浮いてしまっているかのような錯覚を覚えた。
海に出てみると、天の川がはっきりと見えるほどの星空と海の境目がわからなくなり、まるで軸を失って宇宙を漂っているような感覚に陥る。
時空を超えた旅があるとしたら、こんな感覚なのかもしれない。
それを地元の方に話すと、
「ここは宇宙に一番近い島だからね」
と誇らしげに笑って言った。
その言葉は冗談でも大げさでもなく、ライジュアを表すぴったりの表現に思えた。
太古の地球上はこんなところばかりだっただろうけど、今となってはこういう場所はものすごく貴重になってしまっているし、この島ですら着実に近代化が進んいて、恐らく2、3年後はもうそんな様相も拝めなくなってしまっているかもしれないと思うと、本当に貴重な時にこさせていただいたとありがたく思う。
そして、世界でも稀な「魔女」信仰が残る島でもある。
島でお会いした女性たちは確かに魔女っぽい。。
この旅のキーワード 絣(かすり)織り布「イカット」
そして、魔女様のマジックか宇宙のミラクルか、この島へ再びお呼びいただきました。
27日から1週間、移動時間の方が長いくらいですが再び行って参ります。
すんごいことが起こりそうでワクワクドキドキです。
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