宮城へ〜その3 石巻の祭

5/5は石巻・渡波地区大宮町にある伊去波夜和氣命神社(通称:明神社)の明神社で例大祭が行われました。

津波で大きな被害を受けた大宮町の中、松の木が瓦礫を受け止めたことで奇跡的に助かった御社には200人を超える方々が避難したそうです。

コミュニティの中心として再建を目指す宮司と、祭りを得意とするボランティアの運命的な出会いがきっかけで、ボランティアが境内の片付けを手伝うようになり、昨年の5月5日には、まだまだ周囲に瓦礫の山が残る中、延べ700人を超える片付けと準備作業の甲斐あって、「まつりで復活!石巻!!」と題して例大祭を開催することができたそうです。その後も、神社では炊き出しや青空カフェ、縁日を開催するなど、大宮地区のコミュニティ復活に向けて中心的な役割を果たしてきたとのこと。

 

宮司さんは本当に大きくて理解のあるとても素晴らしい方だと、よしこちゃんがいっていました。もう顔にあらわれていますね。

 

昨年は震災後間もないということもあり、地元の祭りでありながら参加していたのはほとんどボランティアで地元の方々はわずかしかなかったらしいですが、今年は地元の方々が中心に多くの方が集っていました。

そして、元々の御神輿と、新たに横浜の方から寄贈を受けた2基の神輿が、地元の方々を中心にボランティアも加わった力強い男性陣に担がれて、津波で被害を受けた町の中をめぐりました。

 

 

明神社のまわりで残っている家は少ないくらい、津波の被害を受けた場所です。

伊去波夜和氣命神社という名前をよく見ると「波」「去」とあります。津波はここの神社をまるで避けるかのように進んでいったそうです。まさに「波が去った」神社。そしてそこには「和の氣」が。。。

 

神社が建てられている場所というのは古代から連綿と神聖なる気に満ちた場所として守られてきたようで、この神社はそれを証明したかのように多くの住民がここへ避難して助かりました。先祖の智慧に感謝せずにはいられません。

 

そして、何より、津波で大きな被害を受けてから1年と少しで、ここまで活気のある祭ができるまでに地元の方々の気持ちが復活されているという人間の深さと生きる力の強さを感じ、ものすごい感動と尊敬の念でいっぱいになりました。

 

「祭りで復活だ!」を言い続けてここまで実現するために大きな力を注いだひーさんの後ろ姿には、大きなメッセージが。。。

 

なぜか「祭り」というものは、老いも若きも男も女も子どもも、なぜだか誰もがテンションが上がってしまいます。神輿の躍動感、笛や太鼓の心臓や魂を揺さぶるような音、酒が交わされ無礼講になって輪(和)になる人々。。そして神様と人間と自然がひとつになるとき。

まさに「天と地が交わるところ」

だからこそ、誰もがなぜだか楽しくなってしまうのだと思います。

 

祭りを復活させるまでに大きな労力と思いを注がれた宮司さんを始め、地元の方々やボランティアの方々に、心から感謝の想いでいっぱいです。このお祭りに立ち会うことができて本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

 

(つづく)

 

 

 

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中