まんまるのお月様がだんだんと欠け始め
月の光で隠れていたお星様がきらきらと光り始めた
そしてお月様はどんどんと赤くなり
生まれて初めて見るくらいの満天の星空と
生まれて初めて見る赤いお月様
いくつものぴゅーっんと流れる星たち
街灯もまったくない丘の上までいき
くるくるくるくる
スーフィーの踊りのように
くるくるくるくる
そして足がもつれてばたんとたおれ
赤い月と満天の星空が
くるくるくるくる
わたしもまわって月もまわって地球もまわって
みんなみんな宇宙の中でまわってる
宇宙に浮いてまわりながら旅してる
赤い月と満天の星を思う存分眺めたあと
日本の神様カードをひいてみる
まるではかったかのようにでてきたのは
「月読命(つくよみのみこと)」
「透き通るような月の夜に、あなたは神秘の扉を開き、
深い夢の海の底に降りていくのです。」
宇宙にいるんだーって実感した夜だった